VANGUARD II

VANGUARD II(バンガードII)は、レコードプレーヤーからの音声信号のイコライジングと増幅を目的としたフォノイコライザーアンプです。
アナログレコードに記録された信号の周波数特性は、CDやDVDに記録された信号と違いフラットレスポンスではありません。フォノイコライザーを使用しないとアナログレコードの音楽信号は低音が少なく、高音が強調されたものになります。フォノイコライザーアンプの役割は、このアナログレコード特有の周波数特性を等価し、CDと同様のフラットな特性にする事です。
また、フォノカートリッジの信号電圧は非常に低く、ラインレベルまで昇圧するために信号の増幅も必要となります。MCカートリッジの場合、出力電圧がMMカートリッジより約20dB低いので、イコライザーアンプのゲイン設定上、外来ノイズ等を受けにくい細心の注意を払ったものでなければならないのです。
アナログレコード再生の高音質化のために、ご使用のカートリッジに適応する負荷インピーダンスの設定が必要です。
入力信号の正確なイコライジング
VANGUARDII の等価回路部分に極めて正確なフォノモジュールを使用することで、入力信号の正確なイコライジングを達成しています。このフォノモジュールは高精度な測定のうえ搭載され、その測定偏差は1%以下。チャンネル格差を解消するために、フォノモジュールは2chステレオセットでペアリングされています。これによりVANGUARD II は、完璧に近いリニアな出力信号を作り出します。
高品位かつカートリッジに合わせ設定可能な増幅部
音楽信号の増幅は、同時にノイズの増幅を意味します。この問題に対処する為には高ゲインかつ低ノイズな増幅部である事が必須です。VANGUARD II では、極小歪みの非常に正確な増幅段を採用。
また、フォノアンプの音質上問題となる外来ノイズの主なものに、いわゆる「ハム」があります。「ハム」の原因は通常、電源トランス近くのノイズ、不安定な供給電圧、不適切な回路設計の3つの理由が挙げられます。電源トランス起因のノイズを避けるために、VANGUARD II のAC電源部は別筐体に収められ、本体との距離をとった設置が可能。充分にフィルタリングされ安定したDC電流だけをアンプ回路に供給します。本体のエレクトロニクスはノイズの影響を受けにくい特別な回路で構成されています。
VANGUARD IIの増幅度(ゲイン)は、本体底面のディップスイッチで16段階に設定可能です。
負荷インピーダンスの可変
VANGUARD II の本体底面のディップスイッチで設定。MCカートリッジには64ステップを最適な状態でイコライジングします。MMカートリッジは4ステップで負荷容量の設定が可能。これにより、幅広いカートリッジのほぼ全てに対応しています。
VANGUARD II/Phono Equalizer
増幅度 42~66 dB (16ステップ可変)、MC/MM対応
入力インピーダンス 25Ω~47KΩ(64ステップ可変)
負荷容量 60~100pF (標準負荷容量)、47pF、100pF、147pF (補正用静電容量)
入力端子 RCAピンジャック x 1系統
出力端子 RCAピンジャック x 1系統
S/N比 -72dB (増幅度60dB時)、-94dB (増幅度42dB時)
RIAA偏差 ±0.2 dB
歪み率(THD + N) 0.06%
クロストーク -96.2dB(10kHz時)
消費電力 3VA以下
重量 1.5kg(本体とケーブル)
サイズ H55mm x W133mm x D185mm(端子込み)
仕上げ VANGUARD2/B(ブラック)、VANGUARD2/S(シルバー)
本体価格 ¥83,000(税別)
マニュアル(PDF)ダウンロード trigon_vanguard2.pdf/約220KB
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  ・・・VANGUARD II用ゲイン設定スイッチ・ゲイン設定表
※製品の仕様、規格、デザイン、価格は改善等の為予告なく変更する場合がございます。